写真 / 素晴らしいエネルギーが漲ったワヒアワシビッククラブが施したザ·チェンジアカデミーへのワークショップ
先日、日本の若者を集めたサマースクールのワークショップに飛び入りで参加しました。
場所はオアフ島のモクレアにあるYMCA CAMPでした。
私の生活事情を理解して
「少しの時間でもいいから顔を出すことできる?とても楽しいわよ。」
と、友人が声をかけてくれたから。
私が到着したときには、すでにワークショップは始まっていました。
ザ·チェンジ·アカデミーという日本から来た若者の団体が
ワヒアワのハワイアンの市民クラブの人から
ハワイアンの文化/ヒストリーを教っている最中でした。
文化を教えているのは、皆、お年寄りばかり。
お年寄りなのに、何かお年寄りらしくない。
不思議なエネルギーが満ちていることに気がつきました。
個々の事情を後に知らされたのですが、
みんな普通に所々の健康事情を抱えている。
それなのに、それぞれの特技を3時間立ちっぱなしで、子供たちに指導しているのです!
子供たちもお爺さん、お婆さんの真剣さにつられたのか、
一生懸命 技術を習得しようとしていました。
写真 / 3時間たちっぱなしで若手たちに指導するおじいさん、おばあさんたち
これは。。。。!!
電撃にあったかのように、脳にしまってあった普段忘れている情報が
私の中で溢れ出してきました。
「過去の世代から伝わってきたものを、次世代に、そしてその次の世代に伝えられるものこそ、本物の教え。
教え方は、教科書だけで習うのよな名詞ではなく動詞。「見るではなく観る=イケ」動詞で覚え、動詞。」
まさにピステモロジーなのです。!!ドクターマヌが言ってたものなのです!!
ただ教える側だけではなりたたないのがピステモロジー。
即効性を求める今の時代だというのに、ネイティヴの教えを学ぼうというアカデミーとは、
どんな人たちなんだろうか?
とても気になり、オーガナイザーにその場でインタビューを申し込みました。
このアカデミーをたちあげたのは、仏教家で育ちアメリカへ留学しアメリカ文化を学んだヨッシーさんと、
ハワイで博士号を取り現在カピオラニの教授を務めるヴィンスさん。
アカデミーを始めたのは多くの傷跡を残した東北大震災。思い出しただけでも恐ろしいあの津波。
津波に両親、片親、友達を奪われ、心に傷を残した子供たちに、「生きる意味」を起こさせるため。
やり方は、上からの押し付けや、ハウツーを与えるのではない。
ハワイ人や自然のエネルギーに助けてもらい、子供たちに気づかせること。
実際の行動の例えは、カウアイ島の古来から変わることのない自然に包まれる。
そこで、自然と人との調和を感じてもらう。
ビックアイランドの火山を見る。創世記から今の繋がりを感じてもらう。
真珠湾で話しを聞く。人のネガティブエネルギーの恐ろしさを感じてもらう。
それぞれ子が個々の感じ方で、与えられた「自分の役目」を知る。
そして、目の前の悲しみや苦しみの渦に巻き込まれるのではなく、自分の奥に潜む愛に気づいてもらい、
愛を与えられる人間になる=本物のリーダーシップが取れる人間になる。
それがこのアカデミーの目的だと。
The Change Academy
ザ·チェンジ·アカデミー
https://www.facebook.com/TheChangeAcademyHawaii/
http://www.lokahi-foundation.org
教える側、教わる側。それぞれのエネルギーが混じり合い
室内で行われたワークショップだと言うのに、
空からスポットライトを浴びたようないっときを経験し、
家路に着いた私。ふとあることに気がついたんです。
まさにこのワークショップは、クカニロコで行われていた若手アリイたちへの教育だ!!
各地から集まった若手に教育をし、その彼らが各地に帰り、それぞれの場所で習ったことを実践してゆく。
写真 / シビッククラブメンバーが保護活動をするクーカニロコの言い伝えを熱を込めてシェアするアンティー·ジョーリン)
「このワークショップを通して、時を超越したアロハが世界にひろめようとしてるんだ!」
ということで、、素晴らしい経験をさせてもらいました。
古来のアロハに惹きつけられたがために降りかかる鳥肌が立つ経験の数々。
また、みなさまにシェアさせていただきます。
記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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