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正しい社会の為の本物の『ホオポノポノ』

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Ho’oponopono is the healing of relationships between individuals.
ホオポノポノとはそれぞれの個を整えるということなのだ

フラを楽しんでいる方は多かれ少なかれ、そこに『自分を浄化させたい』『明るい行きたい』という気持ちがあって踊っているのではないでしょうか?

古代ハワイアン達は、自分の浄化だけでなく、地球規模、いや宇宙規模での浄化を常に頭に入れて生きていました。小さい島の中で、皆に食べ物が行き渡り、健康に暮らすためには、ゴミですらも今の私たちが考えるゴミではならない。排泄物さえも、次世代の肥料にならなければならない。そういった考えで生きていたのです。宇宙が、地球が、社会が、家族が、個人が、正常であるためには、常に一人一人の様子を伺い、少しでも何かおかしな態度がみえたら、すかさずその個人の家族を集め、ヒーリングが行われるのです。時には、その個人が悪いわけでない時もある、家族の中の誰かが何か、スムースに行かないことをしてるのかもしれない。しわ寄せがその本人に来ているのかもしれない。人間は、一人では生きていけるものではありません。社会に絡んで、社会の中で生きてゆくべきソーシャルアニマルなのです。今でもハワイアンの間で行われているホオポノポノ。この施行方法を読むだけでも、何か築きがあるはずです。(私がそうだった様に)ぜひ、読み続けてください。

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Q コーヘン恵美子
A マヌラ二·メヤー

Qまずはホオポノポノが日常的に使われていた時代はいつ頃なのでしょうか?

A ハワイーヌイーアケア(いにしえのハワイアン)は、ヨーロッパ人が到来する以前に64マイルのカヌーでの長旅を日常的に行っていた頃です。

あちらこちらからカヌーで移住してきた島々に住む人たちは、共同生活をしいられるわけです。航海中もそうですが、農業をしたり、漁業をしたり。違う場所で生まれ育った違った考えを持つ人たちとうまくやるためには、表面のことに囚われていては、まとまらない。みんなが『表面的ではなく』本当の意味でまとまるためには、一人一人が浄化されてなければならない。で、このホオポノポノが日常の中で頻繁に行われていたのです。結果、平和の世界が続いたのです。2000年以上も!

Q 今の時代にもホオポノポノが有効であると考える訳は?

A 狭い場所で『逃げ場所がないという状況に対応して生きる』これは今の時代にも必要なのではないでしょうか?いや、今だから必要なのではないでしょうか?個性がどんどん潰されていく中、『個を持ってこそ、良い社会が生まれる』という新しいようで古いヒーリングが必要な時代に来ているのではないでしょうか?
Q いまの時代にもそれは必要なのでしょうか?

Q 施工をするにあたってどんなことが必要になるのでしょうか?

A 家族を全員揃えるのですが、まずは家族の一人一人が解決への意思があるということを確認します。皆が施行中は、オイアイアオ(静粛で厳かで真に包まれた空気)で過ごすことを約束しなければなりません。

参列者(オハナ)は、アロハをお互いにシェアする(魂を交差させる)決意を持っていることも大切なこと。

そしてホオポノポノは確かな確信たるものであり、やり直しは効かないということも知っておかなければなりません。

ハク(施工者)自信も、ホオポノポノ施工の終始、正当(ニュートラル)な態度でなければならないんです。

Q 施工のポイントを教えてください。

A はい、キーワードを提示します。意味から意味を汲み取って行くと、ホオポポのがどういうものかが見えて来ます。そしてそれが私たちのそれぞれの暮らしの中で出来、良い自分、良い社会のために有効に活用できるヒーリング方法であることに気がつきます。では。始めます。

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『ククル クムハナ』

エネルギーを注ぐということです。皆が一箇所に集まっているということは、すでに『何かを変えよう』という意思の現れ。

集まるという行為自体が良い方向に向かう為のエッセンスになっているのです。

施行中の『ククル クムハナ』の意味は反する両側の意見を浮き彫りにさせ解決に向けてゆくということです。言い換えると皆の意識を問題に直面させるということなのです。

『ククル クムハナ』の時間には、ハクがオハナを一旦停止させ、起きている問題を噛み砕いていけるように導きます。

自分たちをクリアにするよう皆に座り直させる。多方向からみることのできる視覚を持ってもらうのです。

『ククル クムハナ』が行われている時は、腹を割った上で、話をしてもらいます。大事なのは参列者から出てくる言葉を『批判をしない』ということ。

信頼を元に話せば、ヒーリング(許しの道へ)皆が進んでいけるのですから。

皆のアロハが集結した時にはとても一人の心では受け止めることのできないエネルギーが発せられます。結果、抱えていたしがらみが崩れ出し、ヒーリングに向かっていきます。それは許しの力が正常に働いているということなのです。

問題を強いエネルギーの領域にはめ込むことができれば、病と癒しが一つに重なるんです。

抽象的な言い方になりますが、エネルギーを一つにするということだけでも、自分たちに役立つ有効なヒーリングなのです。

『不一致こそがこのプロセスを動かす素』それが『ククル クムハナ』なのです。

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彼女の話を聞くまで私は『ホオポノポノ』は魔術的なもので、そこには踏み入れてはいけないものだと勘違いしていました。

まさにこれは日本の昔から存在した家族会議なのです。現在の私たちは家族というものを理解する時間を作らないでいる。その結果『まさかうちの子供が』とか逆に『うちの子供なんて』というような子供やパートナーを自分の所有物的に捉えてしまう。けれど、人間、日々、いろいろな刺激を受け、いろいろな感情を抱くから間違った方向にいくこともある。それが人というもの。

マヌラニの話を聞いていくうちに『ホオポノポノ』がとてもフレンドリーで日常的に使える浄化方法だということがわかってきます。

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次に『ヒヒア』という言葉を説明します。

『物事の縺れ』をハワイの言葉にすると『ヒヒア』となります。言い換えると、目的にそぐわず気持ちがモヤモヤしている時のことです。言葉や行動がスッキリと表せない時。そういう状態のことです。

多くの人がネガティブを取り除けば全てが円滑にいくと勘違いしています。実は、ネガティブを完全に取り除くのではないのです。物事には必ず二面性を持っているのですから。

『ヒヒア』では、改めて問題を明らかにさせ、個の中の意図を再確認し、ポノに戻していくのです。

個がスッキリとした形でいれば、確実に他者との関係は正しい方向に向いていきます。(バランスが取れる)のです。ハワイアンの教えの中ではこの行為こそが縺れたものの紐を解く最前の解決策だと言われています。

ネガティブな感情が活発な時は、その人がヒヒアの状態に陥っているということです。一つの悪い思いが悪い思いを引きつけてる。だから、どんどん悪い方向に引っ張られているのです。

どんな人でも、気をつけていないと、このカラクリに巻き込まれてしまいます。悪い思考をもつだけでもその状態を呼び寄せます。思考だけでもです!

例えば 大人が『この子を殴りたい』そう思った思考がきっかけとなり、悪い方向へと縺れていきます。思考と行動は隣り合わせでいるということを忘れてはいけません。

言い換えると、世の数々の『命を支えるのは私たちの思考、意思、想像、精神』なのです

ホオポノポノのプロセスの中では、実際にあった出来事、問題『ヒヒア』を浮き彫りにさせることで、感情の縺れを解いてゆく、それを『マヒキ』と呼びます。

罪を心から認めるように仕向けていくのです。『そういうつもりではなかったのに』よくある話です。でも、個の奥深くに沈む秘密を掘り出してみるとコアなる問題の中には、実はその悪い思いが潜んでいる。だから結果として悪い方向に向かっている、という訳なのです。

なぜその罪を犯してしまったのか、その本当の理由を探ることで、悪との絡みあいが解れて行きます。時間を要します。ほぼ毎回、朝から始めたホオポノポノは一日丸々かかってしまうこともあります。

でも、この部分はとても大切なプロセスなのです。一人一人の縺れが解かれることで、人と人が正しい繋がり方をするのです。

怒りの領域と絡んでしまっている『ヒヒア』な自分を解き、確信たる愛情へと新たに編み込んでゆく。それが『マヒキ』なのです。

愛へ。愛へ。愛へと導く。逆に言えば、問題を抱えるということは、本当の愛へ向かうためなのです。一緒に目覚め、一緒にヒーリングへと進んでいくのです。

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次に『オイア イオ』の話に入ります。

『オイア イオ』とは、ホオポノポノの中で『交換をする』という時です。真実が人と人の間に浮き彫りにならない理由は、信頼にかけるから。信頼にかけるから恐怖が生まれるのです。

私たちはそれを浮かびあげます。恐怖を取り除き、その代わりに栄養たっぷりな愛情とすり替える。それがホオポノポノの中の『オイア イオ』なのです。

ドロドロになったものを『清いものと交換する』ということ。それができて進んでいけるのです。真実の現れは認識です。まずは認識。私たちの中に潜む、経験、人、行動の思い出を表面化させますことが大切なのです。個に沈んでいる経験の中にある真実を浮き彫りにすることなのです。

私たちという存在は、宇宙にある対(つい)になるものが絡み生まれてくる。この世の対を理解するのです。苦しみの裏にも楽がある。暗さの裏には明るさがある。自分たちはそれをすでに経験しているのです。理解しているのですが、活用できていない訳は、自分の苦しみを自分のものとしないで、目覚めない意識のままで必死に他者のせいにしようとしてしまうからなのです。

ホオポノポノでは『怒り』の道を通ることで、自己視察ができるようにさせるのです。『怒る』ことがきっかけとなり少しずつ、わかってくるのです。

膿を出し、正しいものを注入していくプロセス。それが『オイア イオ』なのです。同じことが、仏教や、キリスト教神秘主義、インディアンスートラ、スーフィズの教えにもあります。

この行程はまさに生活に密着すべきことです。真実はこの全てが整った時に現れるもので、そして真実は進化していくべきものなのです。真実は決してー決してー知的に説明してはならないのです。一般化されることが不可能。なぜなら、その人の中の経験を浮き彫りにさせ考えさせ、初めてヒーリングの道へ進むのですから。

『真実は層になり個々の中に存在する』のです。

次に『ポノ』を説明します。

『ポノ』とは自分自身になるということです。ホオ『ポノ』ポノの中心に当たるもの。『ポノ』で生きるということこそ、ハワイアン(私たち)の理想なのです。

志高く、真実に沿って生きるのは、古代から繋がる命を持つ『人』として生きる覚悟が必要です。努力をすることで、自分の状態を『ポノ』に戻すことができるのです。

ポノで生きるということは実際に起きている出来事を、囲まれたエネルギーと噛み合わせて理解できるようになればいいということなのです。

ポノの訳をここで見てみましょう。

『ポノ』とは。。。

善性、正義、道徳性、徳性、正確、正しさへの手段、上質、良い状態、幸福、利益、恩恵、公平、為、あるべき姿、自然、負うべきこと、道、楽、正しい、正確、軽い、妥当、独善的、まっすぐ、自然、正確、フェア

理解できましたか?『ポノ』に戻すためには、自分がどこでポノから外れてしまったのか、見出さなければならないのです。

ホオポノポノを施工する際、家族のみんなを集めるという行為だけでも、容易なことではありません。ですが、ハク自体が家族を集めることは決してしません。ハクは決して、プロセスに介入してはならないのです。または記録してもいけないのです。自分の中から自分達から直す気持ちが必要なのです。

『ポノ』は『ポノ』。家族の人間が自分たちでポノへの道へ歩んでいかなければならないのです。どんなに苦しくても自分たちで見出さなければならないのです。

自分たちが自分たちを直していく意思がなければポノに戻すことは不可能なのです。

真の癒しへのプロセスには促進剤なるものありません。家族の皆が『ポノ』への意思を持って座った時こそ、私たち施工者の出番なのです。

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次に『マヒ』の説明に入ります。

『マヒ』とはは『ホオポノポノ』の心です。このマヒの段階では静かな静止した時間です。認識、憐れみ、そして解放。その段階です。

『許す』という形になって現れてくる段階なのです。毎回、施工を終え、部屋を出る時に思うのですが、心の重みには事実上、重みを持っているんです。それがなくなった時は、重みが消えるのです。軽さーカラーが部屋中に満ちてきます。許しが空気を軽くするです。アイデアではなく、実際にその場にいると感じることが出来るのです。『マヒ』はその状態のことを言います。

認める。見つける。そして放つ。それが『マヒ』。時より言葉に出さなくても空気で理解することができるものなのです。『マヒ』は愛を見つけることに大きく関わってきます。信頼することとは違います。許すこと。許すという心に持っていく。それが『マヒ』なのです。

その段階に持っていくことが『ホオポノポノ』を施工する理由なのです。『許す』ことに成功したら、暗闇から抜け出せる。恐怖に縛られた自分から抜け出す。それがアロハのコアプラクティスなのです。許しの段階を抜けることができたら、私たちは変わっていく。私は実際にそれを何度も目撃しました。感じ取りました。

『許す』ということで、新たな正しい関係が生まれるのです。愛が根付く。それが『ホオポノポノ』の効能です。が、終わりではありません。まだまだ続きます。行程は磨かなければなりません。人と人の思いやりのある関わりを薬にする。その意思を固めなければならないのです。

最後に。。。

ホオポノポノが確実に人々のための本物のヒーリングであるかということを理解していただけたでしょうか?あなたが悲しんでいる理由は、愛されていたということを忘れてしまっているのです。思い出せばいいのです。ポノは思い出させてくれます。愛は私たちにもともと私たちの中に存在するものなのですから。

『ホオポノポノ』とは集団のプロセスです。真実を厳かな中でシェアする。真実を浮き彫りにさせることが壊れた心を癒しの道へと導く。問題の核を光に変えてゆく。一度浮き彫りにされた問題は、きっといつまでも記憶の中に残ることでしょう。ですが、それはただの思い出とするのです。言い換えれば、『感情はもうそこにはない』のです。そこに意識を向ける必要もない。感情を入れ込む必要もない。許したのですから。

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『ホオポノポノ』をこうして皆様と一緒に学ばせてもらい気がついたのですが、なんだかどんな状況でもどんな場所でも『楽』に生きていけるような気がしています。皆様はどう思われたでしょうか?

輸入ものに頼ることなく自給自足をしていた民族。土着した本当のヒーリングこそ、今の私たちに有効に働くのかもしれません。逃げ場は自分の中の愛情なんですよね。まさに『私たちがフラを踊る理由』なのではないでしょうか?

Ulu a’e ke welina a ke aloha
Loving is the practice of an awake mind
愛は目覚めのプラクティス

Manulani Meyer
​manulani@hawaii.edu

記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
Facebook https://www.facebook.com/alohaemiko
You tube「英語の勉強しよう!」https://youtu.be/2MlQIl2N3dI

  

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