CULTURE

ハレイワの画家WELZIEに魅せられて

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写真 / ハレイワアートでスティバルでお会いした人気うなぎのぼりの画家ウエルジーさん

「これ子供が描いた絵なのかしら?」

「でもなんだか癒される」

それが私が初めて彼の絵をみた感想でした。場所はハレイワで毎年行われるアートフェスティバル。

自然豊かなノースショアは絵の素材には持ってこい。だからそのアートフェスティバルには自分の裏庭で描いた的な絵が数々展示されているんです。

「私、ウエルジーの絵が好きなの」

娘に誘われるまま彼のテントに入ってみると、ほのぼのとした絵が並んでいました。かわいい絵!言葉にできないアートをあえて言葉で表現するなら「3歳児が見たあの時のノースショア」を回想している大人の眼とでも言いましょうか、ノースショアを知らない人もなぜか懐かしい気分にさせられるだろう作品でした。それがウエルジィーマジック!

職業病か、作品の前に立ってた彼の早速インタビューをしてみました((笑)

Q:生まれはノースショアですか?

「違います。カリフォルニアの出身です。」

Q:ではなぜモチーフはみんなノースなんですか?

「波乗りが好きで移り住んだからです」

Q:絵を描くのにあたり、インスパイヤされるものは?

「自然です。ノースショアの。だってこんなに美しいんだもん。」

へっ?と思えるようなシンプルなアンサー。

とても名の知られている絵描きとは思えない肩の張らない言葉。

絵と言葉は彼そのものなんですね!2面性を持たない、持たせないところが人を引きつける作品を描ける理由なのかもしれない。

数ヶ月後、娘ジュリアに宿に飾りたいからウエルジー調の絵を描いてくれるようお願いしました。

レジンを使うのがウエルジー式だというものの子供にレジンを扱わせるにはどうかと。ジュリアにそのことを話すと、いろいろ調べた結果 代用品として選んだのは木工用ボンド。

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写真 / 木工用ボンドをレジンがわりに使ったジュリア

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写真 / ウエルジーに褒められ嬉しかったジュリアが描いた一枚

で、出来上がった作品をインスタに載せてウエルジーにタグしたジュリア。木工用ボンドを使ったことも記すと「上手くできたね。木工用ボンドもいいけど〇〇も(覚えてなくてすみません)代用できるよ。」となんと本人からコメントが入ってきたんです!

うーん、さすが。

一瞬でもなんだか「訴えられるかも」と疑ってしまったコッチが恥ずかしい(笑)

心に響く作品を作れる人は心の中がきっと澄み渡っているんだなぁ

そう確信した一件でした。

それではまた次回まで

アロハ!

記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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