写真 / モダンサーフィンの父と呼ばれるデューク
今年も、デューク·カハナモクのメモリアルコンテストが迫って来ました。
「説明するまでもない」って人もかなりいらっしゃると思うんですが、
一応デュークがどんな方だかを説明しておきましょう。
今は故人となりワイキキのど真ん中で銅像として堂々と立っているそのデューク。
生前は皆に、ザ·デューク、またはビック·カフナと呼ばれていました。
デュークは9人兄弟という大家族の中で育ちました。父親はおまわりさん、お母さんは宗教家。
19世紀にサーフィンが他所から来た白人たちの避難を受けていた時も、サーフィンをやり続けたました。
驚くことに、学校は卒業しませんでした。理由は、家が貧乏で、働かなければならなかったからです。
時には新聞配達、時には氷の配達屋。
こうして若きデュークは家計を支えつつウォータースポーツを続けてきたのです。
デュークの人生が大きくわかったのは、21歳の頃です。
競泳で頭角を表し、ストックホルムのオリンピックで金メダルを獲得したのです!
(オリンピックで取った金メダルの総計はなんと5個)
競泳のスーパースターとなったデュークはとどまるところを知らず、
オーストラリアやカルフォルニアの海外で、サーフィンのデモンストレーションを行い、
世界にサーフィンを紹介しました。
1925年。さらに彼の名前が世界に轟いたきっかけとなる出来事が起きました。
カリフォルニアのコロナデルマーでサーフィンデモンストレーションの最中、大きなヨットが沖で転覆。
すぐにその自体に気づいたデュークはサーフボードで溺れかけてる人のところまで漕いでゆき、
9人もの命を助けたのです!
晩年には政治やビジネスにも関わり、アロハをより多くの人に伝えました。
その彼が他界したのは77歳の時。遺灰はワイキキサーフィンスポットにまかれました。
多くの人に惜しまれた彼の死でしたが、
彼のスピリットは今でも生き続けているとハワイの人々は信じてやみません。
両手を広げて「さあ、みなさん、この海に存分に癒されてください」と言っているような
彼の銅像を見ていると、確かに彼は今でも生きている様に思えてなりません。
そのデュークの誕生日8月24日の前後に行われる最大のビーチイベント
「Duke’s ocean fest」のスケジュールを紹介します。
とても良いバイブのコンテスト。観戦するのもいいし、出てみるのも良し、是非、参加してくださいね。
写真 / 昨年のデュークフェスティバルの優勝者カニエラスチュワートと(うちの)サリーコーヘン
8月16日 傷を負った戦士たちの集い
8月17日 傷を負った戦士たちのカヌー大会
8月18日 ミネフネ(13際以下)サーフコンテスト
8月18日 16時半 開会式
8月19日 ミネフネサーフィンコンテスト2日目
8月19日 17時 障害者サーフィンコンテスト開会式
8月20日 障害者サーフィンコンテスト 1日目
8月21日 障害者サーフィンコンテスト 2日目
8月22日 アマチュア ロングボードコンテスト1日め
8月22日 障害者サーフィンコンテスト 3日目
8月22日 タンデムコンテスト 1日目
8月23日 ウォーターマン表彰
8月23日 アマチュア ロングボードコンテスト 2日め
8月23日 犬のサーフィンコンテスト
8月23日 タンデムコンテスト 2日目
8月24日 朝7時 デュークの誕生日にちなみレイを捧げる式
8月24日 レジェントサーフクラック 1日目
8月24日 午後7時 ビーチのスクリーンで映画会
8月25日 水泳競技
8月25日 レジェントサーフクラック 2日目
8月25日 ビーチバレートーナメント(ジュニア)
8月25日 レジェンドルアウ(要チケット)
8月26日 レッドブル パーティーウエイブ
8月26日 ウォーターポロ
8月26日 ビーチバレーボールトーナメント(大人)
記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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