「ムーンウォーク」というとマイケルジャクソンを思い出すのは、私の世代の人たちだけでしょうか(笑)
いきなりとぼけたことを言いましたが、「ムーンウォーク」とは、私が住んでいるハワイのノースショアにあるワイメアバリーで行われてる「月あかりの中でハワイネイティブ植物園を散歩する」という夏だけ行われるイベントです。
先日、初めてそのイベントに参加してきました。早速皆様に報告します♫
まずは、イントロから。。。
以前にも何回かブログに書かせてもらいましたが、ハワイだけでなく、世界のどこの文化を取っても「月」の意味はとても深く、昔の人たちの生活に密接しているものでした。日本でもそうです。月にはツクヨミの神が宿っていると言われ、その神は農耕を司ると言われていました。
古代ハワイの人たちは、元々、漁業と漁業で生きていた人たち。だからやはり月の大きさや形状の意味は生活を司る大切な導。この月だったらこのタネをまく。この月だったらこの植物を摂取するなどと、その日にやることを月を見て決めていました。
もう一つ解りやすい例をあげると、三日月はクールアの月と名前が付いています。その月の夜は夜釣りが出来ない。理由は、月のない日が続いた夜になれていた魚たちが、久しぶりに出た月明かりに驚いて隠れてしまうからだとか。
また満月の日は、体内の水分に引っ張られるから、人間だけでなく動物がとても敏感になると言われていました。実際、オーストラリアのグレートバリアリーフでは、満月の晩になると、珊瑚がブワーッと胞子を撒く。昔の人は今の私たちに比べものにならないほど自然とシンクロしていたからきっと行動がかなり面白いことになっていたんでしょうね。(タイムマシーンに乗ってのぞいてみたい(笑)
さて、問題のムーンウォークの話に入ります。
入場料は10ドル。子供も大人も同じ値段。ガイドについて暗い中を歩いたんですが、これが本当に暗い! 街灯とか全くない上、満月はまだ上がらない時間だから、本当に真っ暗なんです。(懐中電灯を持っていてもつけては行けないと言われます)
そんな中でハワイの歴史の話をされたら怖いかも、、と思ってたら、話はあくまでも植物の話のみでした。月下美人など、夜にしか咲かない花を懐中電灯で照らし見せてくれるんです。これがまた素敵!
目的に滝ツボに到着すると、自由行動をしていいと。しばらく暗い中薄白く浮き出て見える滝を眺めていたんですが、色々、想像してしまいますね。ハワイアン文化では闇はポーで亡くなった祖先から創世記の人までのことを思い話しかけるときだという話もそうですが、あの暗い中で滝ツボに入って行ったらどんなことになっちゃうんだろう~~とか(笑)
10分位経っても戻る様子がなかったんで、ガイドに聞いてみると、自分たちで勝手に帰ってもいいのだと。結局、持って来た懐中電灯の明かりを頼りに誰もいない真っ暗な道を歩いて娘と二人で山を下って行ったんですが、本当に不思議な感覚でしたねえ。空を見上げると尾根と尾根の間に星がよーく見える。
「これなんだ!古代の人たちは、これほど暗い中で住んでいたんだ!月や星が彼らの道しるべであっただけでなく最高のエンターテイメントだったんだ」
と、当たり前の事になぜかすごく感激してしまった私(笑)。これは本当に「体験」する価値ありですね。暗黒の中に身を置く経験。是非、あなたも。
情報を乗せておきますね。
それではまた次回まで
アロハ~!
場所 ワイメアバリーhttps://www.waimeavalley.net
ムーンウォーク予定日
6月29日
7月27日
8月30日
9月29日
10月27日
時間
20時スタート
入場料
10ドル
夕食のバフェとセットの場合は予約必要
ムーンウォークだけなら20時に入り口に行けば誰でも参加できます。
懐中電灯はみんなと歩いている時は使えませんが、絶対持参された方がいいです。
記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
Facebook https://www.facebook.com/alohaemiko
You tube「英語の勉強しよう!」https://youtu.be/2MlQIl2N3dI
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