「宿題やった?」
「やってない」
「あたしは、たまに、好きなのだけ」
先日、こんな子供たちの会話が海の沖で波を待っている子供達の間で交わされていました。
そうなんです。
ハワイの学校は3月の終わりから休校になり、そのまま夏休みに入りました。本当に、急に、(パンデミックだから当たり前ですが)、休みになった訳で、今までこんな事態が起きるなんて、学校の方でも予測してなかった訳で、対応がとにかく粗末でした。
娘が通う学校は、中学校と高校が一緒になってて、673人の子供が通っているんですが、休みになってから、オンラインで宿題が出されたものの、詳細を教える教師がほとんどいなかったため、できない。結局、やる気になれず、やらないでいると、ある生徒は学校から連絡をもらう、けど、全く連絡をもらわずにいた生徒も多々いました。
うちの娘は、完全に、日常だった物を奪わたため、腑抜け状態に一度なりまして(笑)、宿題をほとんどやらないと派に入り、そのうち、サーフィンはハワイ政府から許されていたので、毎日サーフィンに通うようになったら、もう、宿題の話なんか一切しなくなった(苦笑)
わたしも親でありながら、まったく怒る気がしませんでした。「今、一番大切なのは、学ぶことではない。友達と接しないとか、手を洗うとか、そういうことを守ってくれればいいんだ。勉強は、これが落ち着いてからでも、間に合うんだから」という思いで、ただただ横目でダラダラな彼女を見守っていました。(結局、一番良いサーフィン仲間になってるけど)
休校が始まってから2ヶ月。とうとう学期末になった今、ハワイでの感染者が幸いほとんど出ていないというのもあり、学校のことが少し気になり始めたところに(娘ではなくわたしが(笑))学校からEメールが来たんです。
今年の学業をがんばった子供たちリスト。それが送られてきて、Aから順番にその優秀な子供たちの名前を追ってみたら、いた!娘の名前が!!
何もしなかったのに、なぜ?
調べてみると、四学期に分かれている中の休みではなかった三学期だけで、一年分の成績を出したということがわかりました。
あんなに偉そうな意見を述べながら心の中ではほっとした(娘ではなく)わたし、でした(笑)
ちなみに、来年度からどうなるか、は、まだ決まってないようです。うちの娘は、幸い(娘からしたら不幸にも)インターネットのホームスクール学校に転入することが決まってるんで、来年度からはビッチリ絞られるはず。。。へへへへ。。。(笑)
それにしても、今回のことでわかりましたね。日本はわからないけど、こちらの(娘が通う学校の)先生たちは、魂入ってませんね。子供たちに対して(苦笑)。パンデミックになって、学校ができてない子供たち一人一人に、「大丈夫か?こんな本を読んでおけよ」などと、言ってくる先生なんかいなかった。給料がカットされたとかのニュース聞いたけど、教える気、減衰したのかな。。
やっぱり、最後には、自分が一番だいじなんですよね。いいのか、悪いのか(笑)
今後、あるべき物は、順応性と、他人に頼らず自分を育てる力、なのかもしれませんね。
いろいろ学んでます。
Stay Safe,
Aloha
記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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