空と海が青に横たわるその横で
直立不動のように見えながらも風が吹くと優しくなびく
ココナッツの木。
ハワイを象徴する風景ですよね:)
ココナッツを飲んでみたい
ココナッツを食べてみたい
ハワイ観光の目的の一つにしている人も少なくないと思います。
わたしが住んでいるノースショア
カフク方面にドライブしてゆくとあちこちにフルーツスタンドが!
新鮮なココナッツ
開けてくれたばかりのものを
ストローでおしゃれにいただく
まさにインスタにバッチリな場面
カフクフルーツスタンド
Kahuku Land Farms Fruit Stand
56-800 Kamehameha Hey
Kahuku, HI 96731
United States
気分はハワイになりました?
気分が良くなったところでここから文化の部分のシェア
今日はハワイ古来のココナツの意味
歴史を探索しながらお話しします。
ココナッツの木
もといヤシの木
ハワイ古来の呼び名は
「Niu ニウ」
古来の人たちは
ココナッツを食べることはあまりせず
おもちゃにしたり
フラのドラムにしたり
食べ物を入れる器にしたり
縄にしたり、
生活の隅々に活躍する大切な道具でした
そのココナッツ
もともとはハワイのものじゃなかった
タヒチから来たもの
11世紀ごろ
地元で兄弟喧嘩した末
タヒチを飛び出した男が一向とともにやって来た時
ココナッツも一緒に持って来た
それがハワイのココナッツの最初の一歩。
その彼は元々クーの守り人
クー(戦争の神)
直立し
倒したくても倒れない
槍が来たら
マトリックスのキャラの様にしなやかに体をくねらせ
避けるなどの神業をする
そう言われてみると
戦争に立ち向かう強い戦士の様に見えて来ますよね
浜の椰子の木が:)
でも、、、
その彼が来てから
ハワイは内戦の時代になってしまいました。
そう考えると
ココナッツはあまり嬉しいものではないとも思えますが、
こんな心温まる話もあります。
タヒチからハワイにやって来たその男は
離れ離れになったお父さんに
会いたくて
会いたくて
涙ながらに女神ヒナにお願いした
どうぞ父に逢わせてください
と。
ヒナはその少年のために歌いました。
Niu-Ola- Hiki を。
ヒナの歌を聞き
浜にはココナッツが生えてきました。
さらに歌い続ける
ヒナの前で
椰子の木は
ゆらゆら
ゆさゆさ
しまいには
木のてっぺんはタヒチにどかーん、と。
ハワイに根を張り
タヒチに頭をつけ、
ハワイとタヒチはこうやって繋がり
男の子は
お父さんに再会することができました。
ココナッツは
自分のルーツと結ぶものと
ハワイの人たちは理解しているのです。
では
また次回まで
アロハ!
記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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