CULTURE

アロハな教育 vol.4 「大地からの学び」

ブログ52−2

写真 / 日々変わる(自分のいる場所から見える)太陽が沈む位置。教科書では教えてくれない。
 

ハワイ大学教授/博士号を持つマヌラ二·アルリ·メイヤーさんが言う
アロハな教育とはどんなものなのか?
   
今日は6項目のうちの二つめ。
お楽しみください。 
    
『大地なしでは人間の暮らしは成り立たない』
   
なぜ今の学校で力を入れて教えていないのでしょうか?
『大地 』地球が生まれたときから今まで
その時代に生きた命が休むことなく『大地』は
バランスを取り次世代に受け渡されてきました。
  
その昔、人間が清水の周りで村を作っていたころ
ハワイも日本も、
人々は農夫なり漁師となり大工となり
それぞれの役割を休むことなくこなし
次世代に綺麗なままで大地を手渡していました。
  
  
大地の声をききながら。。。
   
それなのに、なぜ今の私たちには
大地の声が届かなくなったんでしょう?

  
スーパーに行けばなんでも揃う時代の今、
棚には遺伝子で組み替えられた食物
自分の土地のものではない外国から届いた果物が大半を占めています。

  

ブログ52−1

写真 / 算数で100点取るのは素晴らしいことだが、自分の庭で自分たちが食べる果物を栽培するのは「もっと」素晴らしいこと!

私たち自身もそう。

お金さえあれば、土に触れなくても、
生きていける時代になりました。

お金があれば生活が成り立つ時代の
学校教育は、心を育てる変わりに競争心を育てています。

日本の里山の頃に存在した『大地を生かすための和』は、
お金中心の社会を支える『嘘の和』に変わり、子供たちを脅迫しています。心は縮んでゆくばかりです。
 
でも、空をみてください。海を見てください。
  
まだ間に合うのです。
  
大地が機能しているのです。今でもしっかりと。
  
まずできることは、

間違った方向に行ってしまっているという事実に
私たち一人一人が気がつけばいいだけ。

それぞれの大地にそれぞれの声がある。

何をしたらいいのかは、自分が今立つ大地の声を聞けばいい。

きっと答えが見つかるはずです。

なぜ私たちが生きているのか。

答えは教科書やグーグルでは探せません。

自分が今立っているその大地。

その自分の立つ大地が答えを教えてくれるのです。

それがマヌが教える本当の教育項目2

“大地を知る” なのです。

『空になり昨日の私を忘れれば聞こえてくるよアイナの声が』 
短歌 by Emiko Cohen

記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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