写真/こんな風に「枯葉の串刺し」を無邪気に遊ぶ中にも学びがある!
ハワイ大学教授/博士号を持つマヌラ二·アルリ·メイヤーさんが言う
アロハな教育とはどんなものなのか?
今日は6項目のうちの一つめ。
お楽しみください。
1、知識とスピリチュアルの絡み 『心ある教育』
いきなりスピリチュアルという言葉を出すと引いてしまう人もいるかと思います。
多くの人がスピリチュアルというと、
『何か手の届かない雲の上のふわふわしたもの』
と捉えがちですが、実は、ロマンチックではないのです。
言い換えてみれば自分の中に隠れている愛情。
自分の中にある愛情に気がつけば様々なことに立ち向かえる。
だから教育の原点。
また、生活に必要なコモンセンスを引き出すのに、最も大切な道具。
そんな意味を踏まえて
スピリチュアルな教育を一言にまとめるなら
『心ある教育』です。
実際に、ハワイアンの教育者に携わる人に「教育の中で最も大切なものは何か?」と聞くと、
口を揃えてこの項目だと言われます。
しかし、今の教育は全く逆です。
ハワイも日本もアメリカも、
教育の中にスピリチュアルのスの字も存在しない。
心のこの字も存在しない。
もし、皆が、正しい形の学びを受けていれば、
自殺も虐めも落ちこぼれもありえない。
何より『テストの点数で生徒の良し悪しは測れないはず』なのです。
噛み砕いて説明します。
現在、私たちが受けている教育。
例えば、科学や数学、国語。歴史にしてもそうですが、
全てが「暗記」をすれば良い成績が取れるようになっています。
数学の公式の「暗記」。植物の名前の「暗記」。
化学記号の「暗記」。漢字の「暗記」。
実際に「暗記」をしていれば、良い成績を取れます。
が、それが実際に生活に役立っているかといえば、謎です。
「暗記」の知識は今やコンピューターさえあれば、答えが出るもの。
一番大切なことを学ばなければならない子供時代に、
暗記のために何年も何年も時間を費やしていいものでしょうか?
優秀だと言われる子供たちをみてみましょう。
彼らはものすごい努力をして良い大学に入り、
卒業し、知名度の高い会社に就職する。
が、就職して一月も立たないうちに辞めてしまう、ということが起きています。
当然な結果であるとも言えます。だって「人間はコンピューターではない」のですもの。
では、ハワイアンの教えを入れたその
スピリチュアルと知識の絡みとはどういうものなのでしょうか?
例えば鉛筆一つ。
今の学校の教育だと、どこで作られ、コストはどれくらいで、
掘ったとしても原材料の出所と、化学記号での分解くらいでしょう。
がピスモロジーでは、その鉛筆にも祖先があるということを教えてくれるのです。
私たちに親や祖先があるように。化学の原子的にも証明されていますが、
私たちも鉛筆も、もともとの出所は同じ。皆、横並びにつながっているのです。
別の例をあげます。
私たちが意識しなくても行なっている呼吸。
呼気の二酸化炭素は、木が吸い込み、その木が吐き出した酸素を私たちが吸っている。
山の木々は、枯葉や虫が微生物に分解され、次の生へのエネルギーを与えている。
写真 ブログ51-2
木々は私たちの呼気を吸い込み、新鮮な酸素を吐き出してくれる。そういう繋がりこそが、人としてまず抑えてもらいたい学びだ。
何かしらの形でバランスを保ちながら絡み合っているということを、
公式を「暗記」する以前に知っていなければならないことと。大切なことなのです。
「教育の中で最も大切なもの」だとピスモロジーは教えます。
ね??!難しいことではないでしょ??!
次のブログではピスモロジー第二項目。
『大地を知る』をお伝えします。
『クーカニロコ ハワイの聖地に佇めば家族を守れと先祖の声す』
短歌 by Emiko Cohen
記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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