みなさん、お元気ですか？

少し前のことになりますが、
初夏を迎えた６月のハワイは、ハイビスカスやプルメリア、ブーゲンビリアなどの様々な花があちらこちらで開花し、時折ふる雨にサンシャインが降り注ぎダブルレインボーもしばしば観られるという、ご想像の通り南国らしいさらに色づいたありさまです。

ハワイは、6月１日から、レストランや、公園などがソーシャルディスタンスを守りながら、ちょっとビクビクしながらの、再オープンをしたのをきっかけに、それまで日々、我慢して家にいた人たちが、一気に、面に出だしたという感じで、結果、やはり、一人、二人の感染者だったところが、多い日で２０人前後の感染者が出るという状況になっています。（幸い、死者はあまり出ていない）で、さらに、アメリカ本土。フロイド氏の暴行をきっかけに始まったの黒人問題のデモや、トランプ大統領のキャンペーンなどでの集会で火がつけられて、押さえられかけてたコロナ熱がまたヒートアップしてきている。8月１日には、まずは日本と台湾から観光客を迎えようというハワイ州の案も、きっと、伸ばさられるんじゃないかな、と個人的に予想しています。まあ、仕方ないか。。。やることやって、その時が来るのを待とう。

とにかく日常的な生活を奪われた人たちがいる中、何か家庭の中で起きているのか？実際に、それぞれの家庭を訪問するまではわからないことだけど、家族の中のバランスはかなり崩れているということを耳にします。家にいつも子供たちがいて、仕事をやめさせられたお父さんがいて、ひとりの時間を失ったお母さんがいて。。。息が詰まると感じている人も多いのではないでしょうか？

そこで、思い出した話があります。かつて、ハワイアンの方々からアロハの教えを学んでいた時に、「愛情には色々な形があるんだよ」と、言われたことがあります。その時は、ピンとこなかったのですが、こういう状況で時間ができた為に読んだ本の内容が、「なるほどコレか！」と思えたのです。

ちょうど日本語訳にもなっているんで、紹介します。
ゲーリーチャップマンの「愛を伝える5つの方法 」です。

教会の牧師さんでもあるこの本の著者は、馬が合わない相手と結婚してしまった為、いかに相手とうまくやっていくかを必要に迫れ研究し、その結果、他人にまでコツをシェアできるまでに成長。現在は結婚５０年以上、ベストセラーのその本を元に、世界各国で、講演を開いている。（自粛生活でさらに彼のボイスは、必要とされ、ポットキャストなどにも頻繁に出演されています）

ここまで読まれて興味を持たれた方は、実際に、本を入手され、読んでもらいたいのですが、要約して内容をお伝えすると、、「愛情だと思うこと」は人それぞれ違うというのです。

ある人は、言葉。言葉で「愛してるよ」「綺麗だよ」「お前は素晴らしい」などと言われることで満足する人もいれば、ある人は「そんなに愛してるんだったら、態度であらわしてよ。家事を手伝ってよ」と思う人もいる（著者の奥さんはそのタイプで、日々、掃除機をかけてあげて丸く収まってるそうです）また、ギフトをもらうことで満足する人もいる。スキンシップを愛情だと受け止める人もいる。

よくあるじゃないですか。「あたしがこんなに一生懸命やっているのに、全然彼は、気づいてくれない」とか、「俺は仕事を家族のために、一生懸命やって稼いでいるのに、妻はいつも怒ってばかりいる」など。それは、お互いの愛情のツボが埋められてないがための、摩擦なんだというのです。

世の中がどんどん動いている時は、摩擦も無視して、ロボットのように動いてれば良かったけど、これからはね。。。長丁場になりそうなんで、こういう作業は不可欠だと思います。
ちょうど昔のハワイで摩擦が起きたら、すぐに家庭会議。ホオポノポノを行ったように。

お勧めの一冊です。
それではまた次回まで

記事： エミコ•コーヘン
ノースショアの宿（ハワイラブカード加盟店）
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