「お昼何にしようか？」
「あそこでいいよ」
「マハロハバーガー？！」
「うん、私の友達みんな美味しいって言ってるよ」
「オッケー」

というわけで娘ジュリアに連れられてハンバーガー屋さんに行ってきました。久しぶりにノースショアを離れて街に出たので、何か美味しいものが食べたいな～と思っていたのに、おきまりのようにハンバーガー？少し不満を抱えながらも、食べてみたらとっても美味！
お肉がジューシーなだけでなくパンが柔らかい。そしてフレンチフライ（フライドポテト）もお芋から作られてるのがよくわかる。マックとは確実に違う「本物の味」でした。

さてお腹を満たした後に文化の話に入りましょう。

今日はお店の名前になっているマハロハバーガーを分析します。の名前はハワイ語のマハロとアロハを混ぜたもの。（ハワイ語を使える人が少ない中）どちらもハワイの人なら誰もが知ってる言葉。要するにハワイ語の初歩。

まずはすでに知られているアロハ。アロハには「今日は」「さようなら」「お元気ですか」などの意味だと一般の人に知られていますが、以前もこちらのブログで紹介させていただきましたが、さらに深い意味があります。

Aはアカハイで「思いやり」。
L はロカヒで「決して壊れない絆」
O はオルオルで「相手の身になる心」　
Hはハアハアで「謙虚な態度」
Aはアホヌイ「諦めない態度」

となりアロハは生きる姿勢を伝える言葉なのです。

ではマハロとは？一般的に「ありがとう」という言葉で知られていますが、ROSA SAY さんの本に書かれているのマハロは以下の通り。

MAHALO
Mahalo has almost become as universally understood as Aloha, and like Aloha, it is vastly underestimated. Many will often say Mahalo with lightness, to simply convey “thank you.” As a value, Mahalo includes thankfulness, appreciation, and gratitude as a way of living. We live in thankfulness for the richness that makes life so precious at work and at home, and we are able to sense our gifts elementally. Mahalo is the opposite of indifference and apathy, for it is the life perspective of giving thanks for what you have by using your gifts — and all of your gifts — in the best possible way.

From Managing with Aloha (Chapter 16 preamble):

わかりやすく説明させていただくと、マハロは「ありがとう」という意味よりさらに深い意味を持っているという話です。気軽にありがとう（マハロ）という体裁づくりの言葉ではなく、この瞬間を分かち合えてることに感謝するという意味を持ちます。そこを掘っていくと、物をあげる人、もらう人、そしてそのギフトになる物。それら全ては、大自然の恵みでできているわけです。太陽と大地が育てた植物。植物を育てた動物。ハワイアンはそれを大地からのイケ知恵をいただいて私たち、物が出来ているといいますが、その全てが絡んだからこそ出来ている行為にマハロと出う言葉を使うわけです。

一瞬の間にそんなことを考えてる人がいるのかって？？（笑）（笑）確かに。慣れてないときっと信じられない話かもしれませんね。でも、このハンバーガーを頬張りながらなら、マハロの意味が理解できると思いますよ。「あ～～生きててよかった～」ってね（笑）このジュリアの顔を見るとわかりますでしょ？？

お店情報　マハロハ　バーガー（MAHALOHA BURGER)
ホームページ　https://www.mahalohaburger.com
ワイキキ　ロイヤルハワイアンセンター内　
カイルア　１４３Hekili street, Kailua
アラモアナセンター内　

それではまた次回まで
アロハ～！

記事： エミコ•コーヘン
ノースショアの宿（ハワイラブカード加盟店）
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