CULTURE

【ハワイ・ノースショア】サーフィンのメッカで学んだこと #2

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人生不思議だなと思うのが、人と人との拘わりですね。きっと私1人だったら、ここまで考えを纏めることが出来なかった。人とのリレーションシップに助けられ、様々な体験が出来た。出会った主人がサーフィンのカメラマンだということもあり、おかしな運命で、私を波乗りに引きづり込んだファインに連載を書かせてもらうことになった!元々書くことが好きだった私ですが、まさか大学で文学を学んできた人たちと並んで仕事させてもらえるとは夢にも思いませんでした。「箇条書きでいいから何か書いてください」の言葉に騙され(笑)、書いているうちに、他の雑誌社からも依頼が来る様になりました。書く仕事が増えた事は、もちろん嬉しいことでしたが、何よりあの「引っ掛かっていた部分の答え」を出す機会が与えられたのが、さらに嬉しいことでした。はい、あの部分です。。

「極めたい!」を克服する為の答えを。

ケリースレーターをインタビューした時、忘れられない彼の言葉は「波乗りは楽しいけれどもプロになり困っているのは、他人が私に感心を向けることなんだ、なぜ知らない人に追いかけられるのか、答えが出せないでいる」でした。11度のチャンピオンになった彼だから今ではきっとそんな悩みはきっと忘れているでしょうが、当時まだ頭角を現したばかりの若手。スーパースターでも悩みがあるのか。極めていても色々と苦労があるのだと知りました。

そのケリーになるのではないかと言われているジョンジョンをインタビューした時の彼のお母さんの話しも忘れられません。「きっと英才教育的にサーファーとして育ててきたんでしょうねって良く聞かれるけど、子供が親の言う事を聞くと思う? 聞くわけないじゃない。私は実は3人の息子にバンドを組んでもらいたかったの。私自身が音楽にハマっていたから。離婚してシングルマザーだから、生活が苦しかったのに、高いお金はらって、音楽のレッスンに通わせたよ、3人とも。でも結局、ぜんぜん練習してくれないの。ドラムセットやエレキとか全部楽器まで揃えたのに。子供たちがサーフィンにはまったのは、元旦那と一緒にいたくなかったから、目の前の海のパイプラインで一日ホームレスの様に子供たちと過ごしているうちに、子供が自然と大波をやるようになったの。サーフィンの道は子供たち自身で選んで進んでいったのよ。」極める為には持っているものに「自分で気がつく必要」があるってことを知らされました。

サンセットビーチに大御所ピーターコールさんをインタビューした時には、こんな事を言っていました。「僕は数年前に喉頭癌で肩の筋肉をゴッソリとったんだ。その後、サンセットの大波に出ようと思って試したが、結局、沖に出れないで終わった。サンセット以外のサーフィンは僕にとってサーフィンではないと思っているから、その後、キッパリとサーフィンを辞めたんだ」なるほど、こだわりを持つことも極める秘訣ってことなんですね。

ほんの数週間前にあったバスターさんも極める道を進んでいる1人。「私の病気は、日々、悪くなるばかりで、治ることはない。年々、弱まっていき、いつかは病床から起きられなくなる。そんな私がサーフィンに出会ったのは5年前のこと。サーフィンに出会い、再び、明るい光が指してきたのです!!」この彼の言葉は一番胸に響きました。これこそ「極めるの究極なんだな」と。

様々な人に会い、様々な話しを聞くうちに出て結果は、《極めるというのは他人の尺度では計れないもの》なのだというそんな曖昧なものでした(笑)。 それを知った私は腫れ物を触るように、自分の3人の娘たちには決して波乗りを押し付けることはしませんでした。自然に波乗りと付き合えるのなら付き合って欲しいと一歩さがった体制を常にとってきた結果、次女のサリーだけが選手となり、嬉しいことに10月9に日、日本の宮崎で行なわれたプロの大会で入賞したんです! こうなると押さえていた感情が出てしまいそうになる(笑)。だからこんな記事を仕上げたんです。いくら親でもその部分はコントロールしてはいけないんだ。

「本人に完全に任せてこそ極める喜びはわき上がるのだから」書きながら言い聞かせています(笑)。

娘サリーのライディングが出ているWSLオフィシャル動画

10月9日宮崎で行なわれた世界プロロングボードコンテストでの表彰式

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サリーが初めて板に乗った時の写真

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記事: エミコ•コーヘン
ノースショアの宿(ハワイラブカード加盟店)
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