CULTURE

トライバルアートから思い出した大切な話

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「白黒のトラバルアートを自分で描いた板に乗りたい」と以前から言っていたジュリアの元に、中古の板が回ってきた。

早速ジュリアはポスカペンとマジックマーカーで、さささっと。真っ白だったTokoro の板は4時間後にはトライバルアートらしきものを仕上げた。

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「うーん、やるなぁ」

と、ノーズに描かれたタコを見て、
今年の1月、ダフイのコンテストの時にインタビューの仕事を頼まれ出会ったアーティスト @kaha_kii の言葉を思い出した。

「トライバルアートとして古代のデザインを使う時に隠れた意味は押さえなければならないけど、微妙に自分の思うように変えていいんだよ」

よくよく考えてみると、思い出した理由はきっと今の状況にぴったりなアドバイスだからなのかも。

だって今まさに、前例のない状況をさまよってるのだから。どっちに行ったらいいのか、何をしたらいいのか、途方に暮れそうになっているのは私だけではないと思う。

そのアーティストの絵のアドバイスのように、人としての基本的モラルである、慈愛や労わりあいや感謝の気持ちを持った上で、自分で考えた行動をしていれば、たとえ他人からしたらカッコよくなくても、それが本当の「自分だけの」答えになるんじゃないかな。

延長上に思うことは、人って、核さえ固めておけば、後は他人からや親からや学校かや、世間からや、近所から、子供たちから、パートナーから見て、「変」とか、「それはダメ」とか言われたとしても、堂々と、自分が気持ち良い様に、やり進めていけないいんじゃないかな。その格にあるのが、アロハなのかもしれない。

(アロハの意味=http://hawaiilove.jp/lifestyle/515/ )

今まで自分の枠を広げられる事ばかりに囚われていたけど、実は、格があってこそ、広げられるもので、格さえしっかりしていれば、どこまでもどこまでも、自分の枠は広げていってもいいんじゃないかと思った次第です。

ちなみにタコはハワイの海の神様の化身…ジュリア知らないはずなんだけどなあ:)

では次回まで。

アロハ!

記事: エミコ•コーヘン
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